上下蓮華が美しい柔らかな印象の墓石を建立|取手市の共同墓地にて
優しい色味の桜御影石を使用した洋型墓石
お墓全景
柔らかなピンク系桜御影石の墓石
取手市の共同墓地にて、明るく温もりのある桜御影石を使用した墓石を建立いたしました。柔らかな曲線と上下蓮華の彫刻が施されたデザインは、洋型のフォルムに和の華やかさが合わさっています。
「ありがとう」の文字と桜の花が印象的な棹石
「ありがとう」の文字と桜の立体彫刻が施された棹石正面
桜の花の拡大写真(棹石左上部のアップ)
正面には「ありがとう」という感謝の言葉を、柔らかな書体で彫刻。その周囲には満開の桜があしらわれ、見る人の心を和ませてくれます。文字彫刻と花の立体彫刻のバランスが美しく、印象的な棹石に仕上がりました。
墓誌と花立てまわりの仕上がり
墓誌の全景と刻字
と左右の花立て(埋込式ステンレス製)
墓誌は側面に設置し、正面からでも視認性の高い配置です。両脇には埋込式の花立てが設けられており、掃除のしやすさとデザイン性を両立しています。
花立ては埋込式になっており、ネジ式と比べ耐久性やお手入れのしやすさで上回っています。
高さのあるカロートで納骨室も快適に
カロート周りの構造
納骨室(カロート)はやや高めの設計とし、湿気対策を考慮しました。階段状の構造が足元の安定感を増し、清掃もしやすく配慮された設計です。
香炉は経机型で上部にはお供え物もおけるものとなっています。
塔婆立てと背面構造の工夫
背面の塔婆立てと外柵の様子
外柵側面の排水穴
背面には、複数の塔婆をしっかりと支える横桟付きの塔婆立てを設置。また、外柵の下部には落ち葉や水が掃き出しやすいように穴が設けられており、日常の清掃も簡単に行えるよう工夫されています。
家紋入りの灯籠と岡田家の家名プレート
左側の角灯籠と家紋彫刻
右側の角灯籠と「〇〇家」表札(画像は加工済み)
左右には家紋を彫刻した角灯籠を設置し、格式と落ち着きを感じさせる空間を演出しています。家名「〇〇家」のプレートも存在感があり、全体のバランスを整えています。
柔らかさと華やかさを兼ね備えたお墓に
上下蓮華の意匠と、優しく明るい桜御影石の色合いが見事に調和した墓石が完成いたしました。取手市の共同墓地という落ち着いた環境の中で、ご家族の想いが温かく伝わるお墓となっています。
小林石材工業では、お客様の想いを一つひとつ丁寧に形にしています。お墓づくりに関するご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。