アクセントの効いた白御影石の洋型墓石を建立!取手市・龍禅寺様にて

取手市や守谷市を中心に、茨城県南・県西エリアでお墓づくりを行っております小林石材工業です。
今回は、取手市の龍禅寺様にて、色のコントラストを活かした柔らかい印象の洋型墓石を建立させていただきました。

白御影石をベースに、部分的に色味の異なる石を取り入れることで、上品で個性のある仕上がりになっています。加えて、通路側には土止めの施工も行い、機能性と美観を両立したお墓となりました。


色のアクセントが際立つ上質な洋型墓石

石塔正面からの様子(やさしい色味と丸みのある棹石)

墓石本体には高品質な白御影石を使用。棹石や外柵の角はすべて丸面取りされており、全体として柔らかく、かわいらしい印象に仕上がっています。


通路側には土止めを設置、安全性も確保

通路側に施工した土止めの様子

墓地の立地状況を考慮し、通路側にはしっかりと土止めを設置しました。土壌の流出を防ぐだけでなく、全体の安定性と見た目の美しさも保たれる構造です。


上台には亀腹加工を施し、立体感ある構成に

亀腹加工された上台と、なだらかな曲線の外柵

棹石の下にあたる「上台」部分には、亀腹加工を採用。石材の角を柔らかく仕上げることで、和らいだ印象を与えるだけでなく、全体に立体感と高級感が生まれます。


水鉢は埋込式で、日常のお手入れも簡単に

埋込式の水鉢と香炉まわりのディテール

水鉢は、ネジ式ではなく埋込式を採用しています。凹凸が少なく、掃除がしやすい構造で、長く清潔に使っていただけます。


階段・踏み石は滑り止め加工済み

階段部分の滑り止めブラスト加工

踏み石と階段にはブラスト加工(滑り止め加工)を施しています。雨の日でも滑りにくく、安全にお参りしていただけるよう配慮しました。


家名と家紋をそれぞれ彫刻、棹石裏面は墓誌として使用

家紋と家名が刻まれた正面彫刻部分(家名は消し加工済み)

棹石裏側は墓誌として活用可能な構成

正面右側には家名(すでに消し加工済み)、左側には家紋をそれぞれ彫刻。裏面は墓誌となっており、法名などを刻めるよう広めの面積を確保しています。


後方の塔婆立てと外柵のアクセント配置

背面に設置された濃色石の塔婆立てと外柵の構造

色味の異なる石を塔婆立てと外柵に用いることで、全体に引き締まった印象を持たせています。モノトーンの変化で、洋型のスタイルがより際立つ仕上がりです。

建立後の洋型墓石・全景(正面からの完成カット)

小林石材工業では、お客様の想いを丁寧にヒアリングし、細部にまでこだわったお墓づくりを心がけております。
新設・リフォーム・墓じまいなども含め、石に関するご相談はどうぞお気軽にお寄せください。