茨城県取手市で雨水対策と美観を叶えるお墓リフォーム|カロート高設計と全面石貼り施工

施工前の状況

今回は茨城県取手市にあるお寺で行ったお墓のリフォーム施工事例をご紹介します。

施工前のお墓は雨水の影響を受けやすく、お客様が安心してお参りできるよう、カロート(納骨室)を高めに設計することを計画しました。また、お客様からは全面を石貼り仕上げにしてお石塔は今までの物を使用してほしいとのご要望がありました。

施工前の墓地。雨水の影響を受けやすい状態でした。

別角度からの施工前の墓地の様子。


施工後の改善点

高めのカロート設計

リフォーム後は、お墓全体の高さを確保することで、雨の日でも水はけが良く安心してお参りいただけるようになりました。

リフォーム後の墓地の全景。高く設計されたカロートと美しい石貼りが目を引きます。
墓石正面の詳細画像。カロートを高くすることによって水の影響を内部に受けにくくなり、たくさんのお骨も入れられるようになりました。

全面石貼りと今までの石塔を使いたいご要望

床面は全面石貼り仕上げとし、見た目の美しさとお手入れのしやすさを両立しました。そして石塔は国産の花崗岩で一部万成石を使用されており慎重に洗浄いたしまして再設置いたしました。

正面から見た石塔
石塔は以前からのものを使用し、洗浄機や薬剤、クレンザーを使用した手作業できれいに洗浄しました。

 

中央石塔下部
以前はネジ式の花立てでしたが、より耐久性やメンテナンス性に優れる埋込式の花立てにいたしました。

石塔右側下部
こちらも埋込式にいたしました。

右側柵の部分(はめ石)
こちらは腰石の部分から位置がズレていたためまっすぐになるよう石を再設置しきれいに仕上げました。

墓前灯籠
以前から使われていた墓前灯籠もきれいに目地を仕上げ洗浄し、再設置しました。

耐久性の高い塔婆立て

塔婆立てはステンレス製を採用し、耐久性が高く長期間美しい状態を維持します。また施工前ではお墓後部からの土の流入がありましたが、今回はそれを防ぐため塔婆立ての後ろに板を設置させていただきました。

ステンレス製塔婆立ての設置状況。

お客様からは「雨の日でも安心してお参りできるようになった。」とのお声をいただいております。


お墓づくりのお手伝い

今回の施工のように、お客様のご希望に答える墓づくりを心掛けています。お墓のリフォームや新設をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。